インターネットバンキングからの自動取込機能の利用
1.銀行に行かないとできないことは?
いまだに中小企業の多くの経理マンは、支払日にわざわざ銀行に行って振込作業をしています。
支払件数が多いとATMではできないので窓口で長い時間待たされ、高い手数料を取られて振込をします。
銀行への往復時間と待ち時間で月に何時間くらい費やしているのでしょうか。
ご存知のとおり、銀行のATMで出来ることはパソコンでもできます。
以前はファームバンキングを導入するとなると、専用の端末の購入や高額な使用料を負担する必要があり、中小企業では費用対効果面で割があわない会社がほとんどでした。
しかし、インターネットバンキングなら、会社のパソコンで月数千円程度で利用できますし手数料も窓口より安上がりです。
ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIなど、法人や個人事業でもネットバンキング手数料無料の銀行が増えてきました。
うまく組み合わせて効率を上げましょう。
check 銀行に行く時間があったら別の仕事をやりましょう。
2.取引データを活用する
インターネットバンキングにはCSVなどで取引データをダウンロードできる機能があります。
最近はCSV等のデータを会計ソフトに取り込むことで自動的に仕訳を作成してくれる機能をもっている会計ソフトが多くあります。
特に最近では、クラウド型の会計ソフトで、取込機能が充実しており、ネットバンキングやクレジット明細などを直接自動で取込、自動で仕訳処理までできるようになってきました。
具体的には、マネーフォワード(MF)やFreeeといったサービスです。
こういった機能を上手に利用すればいちいち通帳をみながら仕訳を入力する必要がなくなるだけでなく、手で入力するよりもよっぽど入力ミスが少なく済みます。
後は入力結果を仕訳帳などで確認すれば終わりです。
check データを生かすも殺すもあなた次第です。