経理業務を整理してみましょう!
1.経理業務の分類
経理業務は大きく3つに分けられます。
1つ目は「お金の受け払い」
2つ目は「伝票起票・記帳~決算処理」
3つ目は「帳簿や決算書を元にした分析や計画」
これらの業務を仕事の性質に分類すると、1、2は請求書や伝票を元に、地道に決まった手続きを行うルーチン作業。
一方の3はデータを分析して資金や投資の計画等を行う、高い知識と経験を必要とする業務となります。
ところがほとんどの中小企業の経理部門は1、2の単純業務で体力を使い果たしているのが実態です。
check 経理の仕事はほとんどが単純作業です
2.経理の仕事は合理化しやすい?
中小企業の経理部門はほとんどの時間をルーチン作業に費やしています。
ルーチン作業は同じパターンの繰り返しばかりなので、作業の標準化が図りやすくやり方を改善するとすぐに生産性がアップします。
また、支払業務を除けば社外とのやりとりが少なく仕事の納期についても緊急度が比較的に低い仕事が多いので仕事の集約がしやすく合理化向きの部門といえます。
check 経理部門は合理化の素質十分です。